2018年1月20日土曜日

他人(ひと) の為に・・・

 さすがに最近は歳相応というか、傍目にはかなりの高齢者と映るようで、混んだ電車やバスに乗り合わせたときなど席を譲られることが多くなった。そんなときに、最初のころは幾度か「大丈夫ですよ」って断っていたが、この頃は折角の好意を断るのも大人気ないというか、なにを若ぶっているだという自嘲があって、素直に座らせてもらっている。

 もっとも、こうしたマナーに関わる人間社会のあり様は複雑で「わざわざ混んでる電車に年寄りが乗って来るんじゃねえよ」といった迷惑顔も垣間見える次第で、人は誰しも固有の物差しを持ってるからね。けれども、自己中では生きて行けないのではないかなぁ~。もし、自分ファーストを通したら他人さまは・・・・・・。

 いや~、自分第一で連想しちゃうけど、アメリカはどうなっちゃうのかなぁ~。トランプさんという企業家が大統領に就任して1年経ったけど、米国ファーストを掲げた諸政策が行き詰ってるね。もともと世界一の強力国家なのに、ファーストなんてことを強調するから「じゃあ他所の国はどうでもいいのかい」って反発を買い、いまや欧州をはじめ世界中の国々から非難の声が上っている。

 そんな声に動じない国力がいまはあるのだろうが、問題はこのまま突き進んだら米国は衰退の一途かも。国家間レベルの関係は相互にメリットが保持できなければ、片方だけの利益で成り立つはずがない。まぁ、私は政治家でも評論家でもない一般人、それも市井の一老人なので偉そうなことを言えた義理ではないが、ファーストという立ち位置がどうにも気に食わないのだ。

 話を元に戻して電車の中の席の譲り合い、自力で出歩くためには足腰を鍛えねばと、自慢じゃないが鍛錬だけは若い頃から怠らず続けている。いまは歳を考えて近所の市設公園の遊歩道(写真)が私の訓練場で、朝食前の1時間、ここで身体を鍛えている。都心でなく未だ緑豊かな郊外に住んでるので近くの玉川上水をはじめ、一帯が自然豊かな環境で生活圏としては住みやすい。

 もちろん、自分のことだけでなく、他人のために出来ることをやらねばと思っているが、その気持ちとは裏腹におのれの無力を棚にあげてるなぁ~と、内心忸怩たるものがありますが、ともかく地道にやって行くしかない。

 http://ameblo.jp/syu-036

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