2016年5月9日月曜日

いい音楽を聴いて・・・

   いい映画を観て、いい音楽を聴いて、いい本を読んで・・・・これ数年来の私の日常で、趣味の部類なんだろうけれど、好きなものに没頭することで疲弊しがちな気分が癒されています。

  もっとも、いい○○と言ってもそれは主観的なもので、万人に共通はしないだろう。例え私がこの映画はいいと思っても否と言う人はいる。まして趣向が多様化しているこのごろでは、好みのものも人それぞれ違うでしょう。

  だから自分と違ってもそれは自然なことで、多分、個々の相違が人の豊かさに通じるのだろう。その上で共有できる部分を、お互いに持てるといい。これは趣味趣向に限らず、政治的な主義主張においても同じかも知れません。

  趣向や意見の異なりで相手を排除していたら人間関係は成り立たないのに、おのれの中に同調できる他者だけを求める節がある。そのほうが生き易いからだが、違いを拒絶してしまうということは〝戦争〟の種なんでしょうね。

 最近、憲法や安保法制などの国政に関わる問題が、巷の意見の対立を招いていますが、争い事を好まぬ市井の人々に喧嘩を仕向けるような権力の行使は如何なものか。国民にとっていま最も望ましい方向は別にあるような気がします。

 話が思わぬ方向に進んじゃったけど、熊本・大分の両県で大きな地震があり、3週間が過ぎてもまだ余震が続いている。そうしたなかで、ちっぽけな私事など恐縮ですが、被災地の皆様のご健康と復興を心より祈念いたします。

 

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