2014年2月3日月曜日

ご機嫌いかがですか

映画の出演者(cast)というポジションは
素人でも可能であるといえるが
プロ(俳優)と素人との違いをあげるなら
演技力の有無ではないでしょうか

演じるという経験がない人たちでも
芝居心があって役の柄に合っていれば
プロ以上に素晴らしい成果をあげるし
素人が駄目ということではない

映画における役者というのは
多分に演出(監督)に負う部分が多く
そういう意味ではプロも素人も関係ない
それに両者の差は曖昧でもある

しかしながらプロでないと表現できない
という物(役)は歴然として在る
例えばスピルバーグ監督作品の
リンカーン(題名も同)大統領

この歴史上の人物を演じるのに
素人ではとても無理であることは明白
わかりやすく極端な例を引いたが
役の効果的な人物形象がプロの仕事

監督が素人を配役する場合は
その役に当てはまる下地(柄)だけで
演技はあまり求めていないはず
地で芝居するのは素人にもできる

まぁプロの俳優は監督との相性や
波長が合わないと上手く行かないが
作品自体は監督のもので役者は
その意匠を具現化する道具に徹します

監督が求めているもの以上のものを
提示したいという下心で、ね




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