4月1日から改修工事に入り4,5年は見られなくなるという日光東照宮の「陽明門」を一目拝みたくて、封鎖ぎりぎりの3月28日に現地へ足を運びました。言わずと知れた徳川家の棟梁、家康公を祀った東照宮、その正門の陽明門も世界遺産に称えられる建築物であるだけてなく、一級の芸術品と言えるでしょう。
今回はついでにこの東照宮を建立した三代将軍家光の菩提寺輪王寺大ゆう院なども詣でて参りましたが、これは徳川家のお寺が浄土宗なので個人的な想い入れからです。東京・芝の増上寺が徳川家所縁の寺であることは周知のところですが、わが家も浄土宗でして本寺は京都の知恩院でございます。
もっとも私など宗教にまったく無関心で育ちましたので、お彼岸とか法事の時におのれの宗派を意識する位です。信仰とか信心という点では無宗教に近いですね。やおろずの神を持つ日本人そのもので、キリスト教とかイスラム教のように強い信仰心を持った国の人たちには不可解に映るかもしれませんね。
で、先日(4月5日)はしだれ桜が見たい一心で日蓮宗の名刹、山梨の身延山久遠寺へ行って参りました。日頃の行いが悪いのか、桜は峠を過ぎて名高い名木も雄姿は拝めず仕舞いでした。まあ、好天に恵まれたのがせめてもの救いでしたが、初めて訪れたこの地、日蓮宗の関東のご本尊は立派な佇まいでした。
さて、俳優としては泣かず飛ばずの近況でありますが、仲間の舞台を観たりして刺激を受け、虎視眈々と過ごしております。
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