2012年6月3日日曜日

命の尽きる日!

新藤兼人監督が去る5月29日に死去された。そして昨日6月2日に通夜、本日3日に告別式が港区芝公園の増上寺で営まれた。享年100歳。私のとっては雲の上の人でしたが、多くの俳優さんがご縁を結んだように、私も僅かながら監督の作品に関わらせていただきました。

私事ながら実は新藤監督が逝去された日の半月ほど前の5月12日に養母を亡くしました。92歳の高齢で覚悟はしていたのですが、あッという間の他界で面食らってしまいました。喪主として葬儀は家族葬といういわば密葬で15日に済ませ、いまは6月14日の菩提寺(浅草・聖徳寺)での納骨法要を控えて、忌中なのです。

自分もすでに自身の結末を考える年齢でもございますので、おおよそ私の葬儀はこうして欲しいという形を母にも適用したという次第です。母は一般人であり現役を退いて長い年月が経っておりますから、これでよかってのではないかと思います。

お骨納めを控えた忌中でも仕事は休めません。なにかと頭が亡き人に向いがちですが、今日もこれからロケ現場へ行って参ります。

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