2012年2月13日月曜日

プライベートな事ですが

ちとプライベードなこと、実は私には齢92歳になる義理の母がおりまして、義理のーというのは実父(既に他界)の後添えだからです。実母は私が10歳のときに病死した。それで、父が再婚したわけだが、こうした場合に子どもは後妻と同籍にならなくてもよいのか、父の死後だいぶ経ってから養子縁組をして親子関係を結んだのです。

私には4歳上の姉と2歳下に妹がおり、実父はこの3人の子連れで再婚したのですが義母に子は出来ませんでした。そして、私自身は10歳から8年間ぐらい父夫妻と同居してましたが、高卒後直ぐに実家を出て、不安定な俳優という職業に就いたこともあって別居を続けた。その間、私も結婚したし子どもも授かって完全に別所帯で独立した。

姉や妹も私同様に10代で実家を離れた。そして、結婚し所帯を持ったので義母は長年1人暮らしで来た。であるから、私たち兄弟姉妹の自立から数えると40年もの長きにわたり、かなり希薄な関係で過ごしてきた。しかし、義母が怪我や大病を患ったときには放ってはおけず私たちが面倒をみてきた。だから全く疎遠だったわけではない。

その義母が去年、要介護3の認定を受けていよいよ1人暮らしが不自由になってきた。5年前に養子に入ったときから覚悟はしていたが、義母が住む実家も私の住いも居住スペースに余裕が無い。それと何より生活習慣が違いすぎるので同居は難しい。私としては公的な特別養護施設に頼るしかないと、その方面を探すことにした。

もちろん義母本人とも姉妹とも介護関係のケアマネージャーやいろいろな方と相談の上だ。その結果、義母が住む荒川区の南千住にこの3月に竣工する特養ホームへの入所が決まりそうだ。公共施設は入所希望者が多く待たされると聞いていたが、去年6月から探しはじめて、たまたま建設中の施設があり、高齢、介護度の進捗とタイミングが良かったのか先月、内定の通知を受けた。

今月(2月)26日に新装の施設見学および相談会があるので義母に付き添って行くが、順調に行けば4月上旬に入所が叶う予定だ。ただ、心配なのは義母の我侭、かなり気難しい人なので個室に入るとはいえ他の入所者との折り合い、団体生活がうまくやっていけるか。自分の家に帰りたいなんて言い出しかねない。

まあ、先のことはわからないし心配しても始まらない。やれるだけのことをやる、ベストを尽くす、そんな決意の近況だが、肩肘張らずにいきたい。

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