2012年1月6日金曜日

地震・雷・火事・・・・

新年がスタートして1週間が過ぎようとしている。各地で大雪に見舞われているようだが、東京のわがホームグランドは穏やかな小春日和と言ってよい晴天続きだ。ただ、年が明けて早々(元日)に大きな地震があったりして、昨年の3.11以降に頻発する大揺れ小揺れが治まらず戦々恐々の思いは拭えない。

神戸・淡路や東日本、その他にも大きな惨状を余儀なくされた土地があって、地震国という不名誉な称号も致し方ないのかな。去年、震災などめったに起こらないニューヨークで地震があり、市民の慌てふためく様子をテレビの報道で観て、あの程度であの騒ぎとつい笑ってしまったが、かく言う自分も慣れる暇なく地震は怖い。

「地震・雷・火事・親父」は日本人の怖いもの順として言い伝えられてきたものだが、近年「親父」はこの順位を外されたものの「地震」だけは健在である。ありがたくないが、雷にしても火事にしても防ぎようは人智の内にある。しかし、地震だけは未だ智の及ばない存在で、日本人ならいつ何時わが身にと思っているだろう。

こういう国柄だから原子力発電所の保有は日本には適さないだろう。さきの東日本大震災で福島第1原発が事故を起こしたことが、いみじくも不適を証明した。原発の事故は地震災害だけで起こるものではなかろうが、想定出来得る限りの危険回避を図るなら地震が頻発する日本は原発を持たないほうが賢明だろう。

まあ、全くの素人考えを許してもらわねばならないが、電力供給にしろ経済振興策にしろ危険を冒してまで行うことはない。貧しいながらも楽しい我が家、ってこともあるし、おのれを顧みればかなり質素に徹しているつもりでも無駄が多い。しかし、歳だから想像力が希薄になって、現実しか見えないようでは困るのことよ。

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