
この田端大橋は高校時代の通学路で、自宅から田端駅へ出て1区間の日暮里駅(現在はその間に西日暮里駅が増設された)まで電車に乗るか、上野駅まで乗車して通学した。だから在学中は毎日往復の2回、この陸橋を渡っていた。
また、田端駅の斜向かいには田端文士村記念館の建物があるが、田端大橋の反対側に位置する小高い台地の一帯にはかつて芥川龍之介や、菊池寛、平塚らいてう、堀辰雄、室生犀星、萩原朔太郎、サトウ・ハチロー、竹久夢二らが住んでいた。
そんな環境のせいでもなかろうが、高校時代は大変な“文学青年”かぶれだったことを思い出して可笑しい。きのうは千駄ヶ谷にある事務所へ映画の台本を受け取りに行くため都内に出かけたので、ついでに荒川区東尾久の別宅(実家)へ寄ろうと田端大橋を渡ったのだった。
東京も梅雨が明けた。日中に出歩くには酷な猛暑なので、これからは昼間の散策などもってのほかであるが、屋内でも節電の関係で耐暑を強いられそうだから体調の維持が大変である。
*俳協・HP http://www.haikyo.or.jp
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