2011年2月21日月曜日

さてさて本日も相変わらずで

先日の英・仏旅行で2月3日にパリから5時間(バスで)かけて、ノルマンディ地方にあるモン・サン・ミッシェルを見学してきた。この世界遺産は女性に人気があるそうだが、右写真のように真近でその華麗な佇まいを拝観すると霊気に浸るような心地がした。

いざ建物の中に入れば観光みやげ店が軒を並べていて現実に引き戻されるのだが・・・・満潮時には海に囲まれた孤島が今では車道が整備されて陸続きにもなっている。しかし、同国では現在、この車道を撤去して、海上に浮かぶかつての景観を再現する計画が進んでいるとか。

引き潮のときにしか歩いて渡れないとなれば、いにしえの姿が鮮明に伝わるのかも知れない。ところで、ノルマンディというとナチスドイツ軍と連合国軍との激戦を描いた米映画「史上最大の作戦」の舞台だったが、同じくモン・サン・ミッシェルに近いシェルブール町は仏映画「シェルブールの雨傘」の地で、思わず21歳のカトリーヌ・ドヌーブさん(主演)を懐かしんでしまった。

海外を問わず旅をしているとこうした映画にまつわる思い出が蘇るんだよね。これも職病業の一種なのかも。それにしても、こんな話はぼくの隠している歳がバレバレだろうね。まあ、いいか!

最近は一般公開の映画やテレビドラマに出演する機会がないので、完全に観る側(観客)に立っていることが多いんだ。それでも俳優として映像の仕事はやっている。いまも企業ものの作品に取りかかっている最中だけど、やってることは公開映画などと変わらないから結構苦労している。役の人物をいかに狙い通りに表現するかでね。

まあ、旅していると役者人生を考えるキッカケにもなりますよ。

*所属事務所 俳協 HP↓
     http://haikyo.or.jp

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