
←テレビ朝日の局舎(写真手前のビル)と六本木ヒルズの景観
前回、六本木交差点で写したヒルズの夜景を載せましたが、そのときは所用で当地を訪ね、この界隈の激変ぶり驚いたものの、夜間で時間もなかったから大雑把な印象でした。そこで、先日、改めて六本木から麻布十番あたりを趣味の散歩で探訪してきました。ヒルズの高層ビルとテレビ局の間には毛利庭園があるのですが、一帯は街並みが一変しました。あとで、市川海老蔵さんの事件現場として騒ぎになった界隈ですが、ぼくが訪ねたのは事件の後(3日後)まだ公になってはおらず知りませんでした。
下町育ちのぼくは上野、浅草、深川あたりがホームグランドで、六本木は俳優座劇場の関係で芝居の上演や、よその芝居を観に行ったりして馴染んだ街です。だから、それなりに界隈を精通しているつもりでしたが、久しぶりに訪ねた当地の変貌ぶりには大変戸惑いました。それは、自分が時代の趨勢に取り残された証にも思えて、なんだか淋しい気分でした。日本の街並みというのは本当に変化が激しいですね。
まぁ、感傷に浸っていても仕方ないですよね。最近は自宅と仕事場の往復だけが散歩のコースに限られてるので少々マンネリ。慣れ親しんでいる場所には居心地の良さもあるけど、まったく知らない土地に触れるのは刺激的です。散歩の延長線で旅にも出たいけれど、この年末、年始は野暮用があるので遠出はできない。世間の冬休みが終わったら、何百年も古い建造物を残す街並みの西欧、そぉ、パリあたりまで足を伸ばそうかな、なんて考えています。
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