先月(9月)の下旬、JR広島駅に近いホテルで娘(二女)の結婚式があり、泊りがけでそちらへ出かけてきた。遠方での挙式というのは何んとも慌しいものであったが、当人たちが準備を整えていたので親はその場に臨席するだけだった。いや、広島の彼の実家が大変だったとは思うが・・・・。
こちらは親らしいことは何も出来なかったが、娘が嫁いでくれたことに何故かホッとしている。感慨は娘の母親である妻のほうに多いようだ。俳優などを生業にしてると、どうも客観的に物事を見る癖がついていて、ドラマの1シーンに参加している気分なのである。
それと、これまでまったく縁がなかった広島に親類ができたことは、東京生まれで在所のことしかわからないぼく自身にとって、とても新鮮な出来事であった。原爆ドームとか広島球場しか湧かなかった広島市のイメージも、見方がすでに心のなかで変化している。
人と人の交流とはどういうものなんだろう?。ある人物を演じることは、まさに他人との関係の上で成り立つものだ。よく都市生活者は他人に無関心だという。だが、それは無関心を装っているだけなのではないのだろうか。
人の出会いとは不思議なもので、「一期一会」ではないけれど、人間関係のなかで人は変化していくようだ。だから、社交下手なぼくも、人様とのお付き合いには興味深々なのだぁ~。
*所属事務所 俳協 HP↓
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