11月25日から12月1日までの1週間、ドイツのフランクフルトを起点にヴュルツブルク、ローデンブルク、ニュルンベルク、チェコのプラハ、オーストリアのウィーンの各都市を駆け足で旅してきました。
現地は初冬で、気温が0~5度位ですから東京の真冬の服装で充分耐えられたし、昼夜の散策が少しも苦になりませんでした。雨や雪に降られることもなく、おだやかな日和に恵まれて、けっこう快適に過ごせましたよ。
もともとお金のない身ですから格安料金のツアーを狙い、H.I.S(旅行会社)の「ドイツ・チェコ・オーストリア周遊7日間」というのを利用したんです。宿泊先のホテルで朝食は付きましたが昼食と夕飯は自前です。それと、自由時間が充分にあるという点で、この企画を選んだのです。
私は妻を同伴しましたが、参加者の総勢は28名でした。意外だったのは20代の若者が半数を占めていて、残りが30~60代というバラエティに富んだチームに成り、団体で動く部分でも家族的な雰囲気を醸して実に楽しい体験でした。
世界の金融危機から派生した思わぬ円高で、旅行先の各国の通貨(ユーロ、チェコはコルナを併用)を使った昼食、夕食も格安でした。日本で外食したらこの値段ではとても、といった感覚でして、本当に安上がりに済んで大助かりでしたね。
当初はレストランに入って注文(外国語が駄目)できるかな?と一抹の不安がありましたが、その場に立ってしまえば何とでもなるものなんですね。これまでの海外旅行でもそうでしたもの、思いより行動が大事とつくづく再確認しました。
俳優などをやっていると、ある期間、与えられた役に没頭してしまうので、その仕事をやり終えると、演じた人物から開放され素の自分に戻りたいと思う。(いつまでも引きずるタイプなので)自分の場合、その開放手段が「気ままな旅」なのです。
今回も久しぶりの映像の仕事で、がん患者の役をやり、それはそれで充足感のある内容でしたが、役柄としては気の滅入るような重さがあり、精神的にも沈殿した気分で過ごしました。それだけに、まったく異次元に自分を放ちたい、これまでに体験したことのない世界に触れたいという欲求が湧くのかもしれませんんね。
こうして旅から戻って、また新しい仕事への待機モードに身も心も切り替わりました。最も次の仕事は決まっておらず、所属事務所(http://haikyo.or.jp/)のマネージャー任せですから、今度いつ皆さまに観ていただけますか?・・・・・。
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