2017年5月12日金曜日

無題・・・・・・近況

 最近は起床時間が冬場より1時間ほど早く、5時すぎには目覚める。このところ真夏日のような高気温が続き、今日も東京は29℃だが、まだ5月だ。それでも気候は凌ぎやすく起き抜けの日課であるストレッチやウオーキングで爽快な季節感を満喫できる。晴耕雨読で雨の日にはこの日課も変更するけれど、梅雨入りまでは大丈夫。自宅から徒歩5~6分のところに野球場やテニスコートを備えた公園があり、そこが私のトレーニング場です。園内はいまハクウンボク(白雲木・写真)の花盛りで、この辺では珍しい高木です。


 私は生まれも育ちも東京の下町で“江戸っ子”を自認していたが、5年ほど前に荒川区の実家を引き払って郊外の現居住地
に本拠を置いたので東京23区首都圏とはその変貌ぶりもあって、完全によそ者感を拭えなくなった。

 別に僻みなどではなく、仕事や菩提寺(浅草・聖徳寺)ほか所用で都心に出かけることは少なくないが、利用する地下鉄路線の複雑さ、建築物の変わり様などで面食らってしまうのだ。2020年のオリンピックもあるので、その変貌はまだまだ続くだろうから空恐ろしい。

 これが時代の流れなのだろうが、私らロートルにはついて行けません。いまの若い人たちには多分おかしいでしょう。思えば我々の若かったころにも同様の変貌はあったが、怖いもの知らずで平気でしたからね。環境の変化に対する順応性は本来、人間に備わっているものかも知れません。

 ただ、生き方とか精神的な面も環境に左右されることは確かで、近ごろ話題になっているアメリカファーストとか日本の憲法問題など、ロートルとヤングの思考ギャップに一抹の不安を覚えます。北朝鮮と米国が一触即発の緊張を孕んだのも最近のニュースでしたが、日本人にも戦争やむなしみたいな空気が漂っているのはどうしたことか。

 幼年時代に日本の敗戦を経験した者には、現在のこうした動向が気になります。まさか徴兵制なんてことにはならないでしょうが、未来志向は確かな歴史認識に基ずくものでないと。人それぞれ考え方は同じはずも無く、個々に違っていて当然のことなのですから、物事を決めるにはよく話し合わねばならないでしょう。

 正直なところ私など優柔不断な人間で、おのれの生き方に引け目を感じております。ですから、少しは真面目に物事を考えたいと思って。でも、根が遊び人ですからぐうたら性分はなかなか抜けません。なにとぞご容赦を!

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