2010年4月19日月曜日

映画監督がカントク劇映画!

10年も20年も前に出演した映像作品が、
テレビなどで再放送されることによって、
ぼくらのような無名俳優にも思わぬ収入がある。
作品や役の軽重にもよるのだが、
再放送料の名目で微々たる金額ながら、
いや、ときに予想外の高額もいただくことがある。

俳優の肖像権とか著作権(隣接権)は曖昧で、
職業的身分や保証制度はあやふやだけど、
再利用に対する支払い等の根拠は多分、
著作隣接権のからみがあるからでしょうね。
そして、PRC(映像実演権利者合同機構)や、
関連の業界団体の運動も見逃せません。

実は先日16日、俳優組織の日本俳優連合が、
西新宿の芸能花伝舎で俳優集会を開いたので、
ぺいぺいのぼくも勇んで出席しました。
今回は映画監督の著作権がテーマでして、
普段は創造上で関わる監督と俳優が、
ひとつの社会問題を語り合えて、面白かった。

日本映画監督協会の創立70周年記念映画、
題して「映画監督とは何だ!」が上映され、
同映画を脚本・監督した伊藤俊也監督と、
著作権委員長・梶間俊一監督をパネラーに、
ディスカッションの場をもちました。
会場には監督協会の会長・雀洋一監督の顔も。

映画では黒澤明、大島渚、山田洋次監督らの、
貴重なインタビュー場面のほか、
鈴木清順、緒方明、小栗康平、阪本順治、林海象、
成田祐介、若松孝二、山本晋也さんら監督が、
役者として多数出演している。
俳優は小泉今日子、原田芳夫さんら数人だけだ。

この映画のDVDが全国のDVDショップ・書店と、
インタネット通販でも販売されている。
発売・販売は紀伊国屋・映像情報部
  URL http://www.kinokuniya.co.jp/
お問い合わせは http://www.dgj.or.jp/

一般の方がご覧になっても面白いですよ、きっと。
 

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