日課の散歩に出かけて、歩道の植込みに咲く一輪の黄色い彼岸花を見つけた。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれるこの花は、9月の彼岸のころに真紅の花弁を開き、あざやかに群生する季節花として知られる。
見つけた彼岸花は街路樹の植込みの片隅に2株、誰かがそっと植えた(種を蒔いた?)のであろうか、大木の影にそそと芽吹いていた。その一般的な色合ではない珍しい黄色の花弁に、いたく心を惹かれた。
さきの衆議院議員選挙で歴史的な政権交代が実現し、昨日、鳩山内閣が発足した。民主党の政権奪取は労働組合(連合)を基盤にしている点で、これまでにない新鮮さを感じる。
企業とか産業の振興を優先してきた視点から、働く者の生活とか生きがいに目を向けるのではと期待がふくらむ。半世紀を超える旧弊を改めるには、一朝一夕にはいかないであろうが・・・・。
真紅の曼珠沙華が群生している姿も感動的だが、個性派(黄色や白)の彼岸花の魅力も捨てがたい。
私事ですが来週、パリからロンドンへの旅を予定してます。年齢的にこれが最後の海外旅行かもと思いながら、日本が大きく変わりそうな気配に、別世界を覗いて己の生きざまを俯瞰して見たくなった。
舞台に立っていながら演じてない自分、そんな傍観者に世の中の出来事と関わることは難しい。けれども、俳優の生業は、己の眼で観ることからはじまり、しかも反射神経を研ぎ澄ました視点が要る。
2 件のコメント:
黄色いヒガンバナって初めて見ました。
キツネノカミソリや、白いヒガンバナはときどき見かけるのですが……と調べてみたら、正式には「ショウキズイセン(鐘馗水仙)」って言うんですね。
鐘馗と言えば、五月人形にもなっている神様ですが、この花となんの関係があるんでしょう。
面白く思いました。
来週のご旅行も、楽しんできてくださいね!!
彼岸花、黄色もいいですね。
以前、葉だけを見せられて名前がわからなかった経験から、彼岸花は気になる花です。
外国ではなんと呼ぶのでしょう??。
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