心頭を滅却すれば火もまた涼しい!
う~ん、なかなかその境地にはなれませんねえ。歳のせいか、俗物のせいか、あるいは性格的なものか、人間的なものなのか・・・。ぼく自身の諸々の弱点が関わっているんでしょうね、きっと。
何故こんな話になったかと言うと、俳優の「人間を演じる」って仕事は“集中力”が勝負なんですよ。演じているときに集中力が途切れてしまったら芝居になりませんからね。
どんな仕事でも集中力は欠かせないと思いますが、自分に帰ることが許されないという演技の真髄は、“心頭を滅却”するに通じるのではないでしょうか。で、その境地に至る難しさも痛感するのです。
さて、8月は間もなく終わります。ETCの割引でお盆の帰省ラッシュに沸いた高速道路の例年にない渋滞振りも関係なく、かと言って、オファーがあつた映画の話も英会話が駄目で流れてしまったし。
月初めの5日に、恩師・立川雄三さん(演劇集団「未踏」主宰)、ナレーターなどで売れている岡部政明さん(俳協)、映画で活躍している上田耕一さん(さん付けは照れる親友)、後輩の丸野さんら、未踏の初期の仲間と東京・渋谷駅近くの居酒屋で久し振りに歓談した。
間もなくの月末30日は衆院選挙の投票日。政権党を決めるのが目玉だそうで、永すぎた自民党政権を覆す民主党の圧勝が巷間の噂ですが、閉塞状態の現状を何とかしたいという市井の想いは、ぼくも感じています。
最後までお読み頂きまして有難うございました。
*所属事務所・俳協 HP↓
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