2014年12月7日日曜日

慌ただしい年の瀬

 今年も早や師走、流れる時間に長短はないのですが、1年を区切りる歳末になりますと、どうも気忙しくていけません。先日、仕事帰りに久しぶりに、新宿の歌舞伎町に寄ったんですが、特別賑わう場所柄とはいえその混雑ぶりには驚きました。実は若いころ、この地でアルバイトをしたり、遊び場でもありまして、言わば新宿界隈は勝手知ったる所、都心に出かけたときは帰宅への中継点として界隈の飲食店で休憩する場所なんです。

  ですから、久しぶりとはいえ、その混雑に驚いたのは、普段とは異なる年の暮れ独特の雰囲気に飲み込まれたんでしょうね。(写真はJR新宿駅への道程で歌舞伎町から靖国通りを横断するときの1コマです)

 さて、唐突な衆院の解散・総選挙も年の瀬の気忙しさを増幅させました。政治の方向をなんとか刷新したいと思っていた身には歓迎すべき総選挙ですが、なにも歳末にやらないで1月とか2月でもいいのでは?

 まあ、庶民にとっては迷惑な選挙ですよ、きっと。しかし、こういう流れになったのだから、政治に対する意見や疑問は自分なりにはっきり表明しておきましょう。まず今の選挙方式では、有権者の30%の支持で政権党が成ります。有権者の70%が支持しなくともです。ですから、前回の選挙でも得票率からすれば差は僅かなのに一方は300からの議席を獲り、方や100に満たないような議席しか獲れない。こんな不公平な状態で、集団的自衛権、秘密保護法、原発推進などの国家=国民の重要案件を決めてしまうのは如何なものか、それと、国の財政状態からしても得票率の
現状からも「政党助成金」は廃止するべきでしょう。

 正直なところ、私はどうも感覚的に物事を判断しすぎるかもしれませんが、真の民主主義というものが日本人には欠けているように思います。生意気と感じたらお許し願います。




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